ドスパラさんでガレリアを購入したとき、サイコムやアークなどのBTOショップと違うな、と思ったのは、事前にどこのパーツを使っているのかがハッキリとわからなかったところでした。個人的に気に入っているメーカーや長年使っているメーカーなどありますので、細かく選べたらと思ったものですが、パーツメーカーにこだわらない、もしくは初めてゲーミングPCを買うからよくわからない、という方には難しく書いてあるよりも簡潔に書いてある方がわかりやすいのかもしれないですね。
届いたガレリアのパーツを見ていきましょう。
今回1月1日に購入したガレリアのパーツ構成を見ていきたいと思います。改めてパーツ構成はこんな感じです。
改めてのパーツ構成はこちら。
Windows 11 Home
CPU インテル Core i7-12700
メモリ 16GB (8GBx2) DDR4-3200
ストレージ 1TB SSD (NVMe Gen3)
グラフィックボード RTX 3070
マザーボード インテル H670 チップセット
電源 SILVERSTONE 750W 80PLUS GOLD (+6,400円)
前回の記事などでCPUクーラーのDEEPCOOLのものだった、と書いていますが、他にもm.2のメーカーはどこなのか、マザーボードはどこのメーカーなのかなどを見ていきたいと思います。
電源のみカスタマイズしてまして、プラス6,400円出してSILVERSTONE 750W 80PLUS GOLD認証のものにしました。
といっても、この記事を書いている時点と、現在販売されている、またはこれから販売されるガレリアのパーツ構成が全く一緒とは限りませんので、参考程度に見ていただければと思います。
CPUクーラーはDEEPCOOLのもの。
DEEPCOOLのCPUクーラーだろうなぁとなんとなくわかっていました。販売ページのどこかに画像が載っていたと思いますし、ガレリアを購入された方のブログやホームページを多く参考にさせてもらっていました。
このCPUクーラー、価格コムなどで市販されているのか見てみましたが、どうやら販売はされていないっぽい?のかな。でもちゃんと冷えているようなので「静音パックまんぞくコース」でも十分なようですね。
メモリはHynixというメーカー。
SK hynix(SK ハイニックス)というメーカーらしいのですが、勉強不足で聞いたことがなく、調べてみたら韓国のメーカーなんですね。
メモリには「HMA81GU6DJR8N-XN」と表記されていました。特になんの問題もなく使えています。
1TBのm.2はSolidigmのSSDPEKNU010TZでした。
gen.3の1tbSSDの正体はSolidigm「SSDPEKNU010TZ」という型番のようでした。Solidigm(ソリダイム)という会社名は少し前なら全然聞き覚えのないなぁと思っていましたが、IntelのSSD技術を継承した新会社なんだそうで、信頼できないなんてことは全く無いようです。(参考記事 ASCII.jp)・(参考記事 PC Watch)こちら、勉強になります。
CrystalDiskInfoで「INTEL SSDPEKNU010TZ 1024.2 GB」と表示されたので、え?INTEL?と少し驚きましたが、動作も温度も問題ありません。
グラフィックボードはPalit MicrosystemsのRTX3070。
「Palit GeForce RTX 3070」。多分ドスパラのパソコンに搭載されているグラボはほぼPalitなんだと思います。Palitはドスパラでしか販売してないそうで、少し調べただけでもドスパラの記事がいくつかでてきました。こちらの工場見学記事は面白かったです。さすが直販してるだけあるなぁ。
個人的にどこのメーカーのグラボじゃないと嫌!というのはなかったので、Palitでも個人的になんとも思いませんでしたし問題なく使用できてます。ただ、こんなにデカいんですね…。初めて開けたときは大きさにビックリしました。今まで使っていたのは「GeForce GTX 1060 3GB」だったので。
マザーボードはASUS「PRIME H670-PLUS D4」
ASUS「PRIME H670-PLUS D4」です。以前のパソコンもASUSのマザーボードだったので、今回もASUSのものを使えて嬉しいです。自作しようかなぁと悩んでいたときもASUSのマザーボードを中心に考えていたので、Z670ではないものの、H670チップセットは嬉しい。3つのm.2スロットすべてがPCIe4.0なのもポイント高いです。前回の記事でも書きましたが、欲を言うならSATAがもう2つほど多ければ言うことなかったな。
電源は多分、SILVERSTONE SST-ST75F-GS V3?
配線がまとまっていなくて見苦しいですが、電源はSILVERSTONEにカスタマイズしました。取り外すのは少し大変そうでしたので接写できていませんが、ケース外から見た感じSILVERSTONE「SST-ST75F-GS V3」かなぁと思います。フルプラグイン電源で、いらないケーブルはしまっておけるのがいいですね。HDDやSSD、光学ドライブに電源ケーブルを接続しましたが、ケーブル接続はやりやすい印象。
パーツは価格に見合ったものだった?
ということで、分かる範囲でメーカーを調べました。全体的に良いパーツ使ってくれたなぁという印象。とりあえず全パーツを2023年1月17日現在の最安値を価格コムで見て計算してみました。
Windows 11 Home 15,680円
CPU インテル Core i7-12700 49,980円
メモリ SK hynix HMA81GU6DJR8N-XN 約6,000円くらい?(通常販売されてない?)
ストレージ Solidigm SSDPEKNU010TZ 9,180円
グラフィックボード RTX 3070 74,800円
マザーボード ASUS PRIME H670-PLUS D4 21,990円
電源 SILVERSTONE SST-ST75F-GS V3 15,980円
メモリのみ販売されていなく、DDR4 3200MHzの8GB×2でだいたい約6,000円前後の商品が多かったので、6,000円として計算しました。合計金額は193,610円。
これにケース代金とさらにグラボを支えるグラフィックボードステイも付属して、組み立て作業もしてくれて、約20万円と考えると、かなりお得に感じます。
ただ、付属品はカスタマイズした電源関連のケーブルしか付いてきませんでした。細かくなりますが、マザーボードの説明書を見てみると、SATA 6Gb/s ケーブル×2と書かれているので、SATAケーブルが2本付いてくると思っていたのですが、標準構成からSSD、HDDを増設する場合、SATAケーブルは自分で用意する必要がある点のみ残念に思いました。どうせなら付けて欲しかったです。
結論、価格に見合ったオトクなものだと思います!
自作だと、もっと自分の好きなパーツにこだわれたり、買う店によってはセールしていたり各パーツの購入金額の何割かのポイント還元などもあるでしょうから、もっと安く買えると思います。
しかし、自作をするにも一抹の不安があったり、組み立てに少しでも不安要素があるならBTOはすべて組み上がった状態で送ってくれるので、本当に助かります。
今はドスパラやパソコン工房でも組み立て代行などもありますが、パーツを選ぶ時間がない、組み立てる時間がとれないという場合、また、PCパーツにあまり詳しくないがゲーミングPCを安く買いたいというときなど、ドスパラのガレリアのパーツは価格に見合ったものが使われていると思うので、オススメできるかと思います。
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